前に、乾燥玄米麹を使って、簡単に自宅で「塩麹」を作る方法をご紹介しました.
今回は、この手作り塩麹を使ったおすすめレシピ、「塩麹豆腐」の作り方をご紹介します。
豆腐を、塩麹で発酵させると、コクが出て、さっぱりしたチーズのような味わいになります。
私なりに、水切りから、簡単に作れる方法を考えたので、ご紹介します。
目次
材料
- 木綿(または絹)豆腐1丁
- 塩麹大さじ2
豆腐は、絹でも木綿でも作れます。
絹の方が、とろとろなめらかな塩麹豆腐になります。
デメリットは、水分が多くて水切りしにくいことと、柔らかくて崩れやすいこと。
木綿は、しっかりとした塩麹豆腐ができます。
水切りしやすいのと、崩れにくく、作りやすいのもメリットです。
塩麹は、市販のものでも、手作りのものでも、どちらでも大丈夫。
ただ、日常的に塩麹豆腐を作っていると、塩麹を結構たくさん使うので、自分で塩麹から仕込んだ方が、経済的です。(作り方はこちら→☆)
市販のものだと、最近は、「液体塩こうじ」というものも売っています。
ボトルに入っていて、使いやすそうですね。
立てて置いておくだけ!豆腐を簡単に水切りできる方法
日々の食事作りの合間に、ささっと塩麹豆腐を仕込んでおきたい。
だけど、水切りから面倒で、豆腐を買ったはいいけど、なかなか取りかかれない・・ということも起こりがちです。
豆腐の水切りは、重しを置いたり、茹でたり、電子レンジでチンしたり、色々な方法があるけれど、私は一番横着な方法が気に入っています。
それは、「立てて置いておくだけ」。
まず、買ってきた豆腐パックを縦にして、パックの下の辺だけ、包丁で切り込みを入れます。(写真の赤線の部分)
その切り込みから、水分を捨てます。
そのまま豆腐パックをジップロックに入れます。
切り込みが入ったところを下にして冷蔵庫の片隅に立てておきます。
このまま1日くらい置いておけば、豆腐自身の重みで、ある程度水切りができます。
ジップロックに溜まった水を捨てれば、水切り終了。
時間がかかるのが難点だけれど、とても簡単です。
水切りした豆腐は、すぐに悪くなるので、時間をおかずに、塩麹豆腐を仕込みます。
塩麹豆腐の作り方
- 水切りした豆腐を半分に切り分ける
- ラップをしいて、塩麹大さじ1/3をのせる
- その上に豆腐をのせ、さらに豆腐の上と側面に、塩麹大さじ2/3をのせる
- ラップでくるんで、豆腐の容器に戻す。
- ジップロックに入れて、冷蔵庫で保存
- このまま、冷蔵庫に置いておけば、麹菌が働いてくれて、美味しい塩麹豆腐ができます。水が出てきたら、捨てます。
豆腐1丁は大きくて、扱いづらいので、半分に切り分けます。
豆腐全体に付くように、まんべんなく塩麹をまぶします。
豆腐の容器をそのまま使うので、サイズもぴったりで、簡単便利です。
いつが食べどき?塩麹豆腐の1週間の変化。
- 1日目
- 2日目
- 3日目
- 4日目
- 5日目
- 6日目
- 7日目
塩味のついた豆腐という感じ。まだまだ。
少し味に深みが出るけど、まだ食べるには早いかな。
コクが出てきて、もう塩麹豆腐として美味しく食べられる。
さらに、コクが出て、チーズのような食感に。
この辺りが一番クセもなく美味しい気がする。
さらに、ねっとりと深みが出てくるが、酸味も出てくる。
酸味がさらに強くなる。
3日目くらいから、普通の豆腐とは違う、チーズのような食感と味に近づいてきます。
クセが少なく、あっさりと食べられるのは、3〜5日めくらい。
6日目以降くらいから、さらにコクは増してきますが、酸味などクセの強い味になってくるので、好みは分かれると思います。
私は、長くても1週間くらいで食べきるので、それ以上挑戦したことはありません。
あまり長く置くと、雑菌が繁殖する可能性も高まるので、注意してくださいね。
表面がピンク色になっていたら、雑菌が繁殖しているので、捨てるか、変色している部分は削り取って食べた方が良いです。
塩麹豆腐を使ったレシピ
塩麹豆腐は、そのまま食べる以外にも、色々な料理に応用できます。
サラダ
私はいつも、塩麹豆腐をサイコロ切りにして、サラダに入れて食べます。
良い感じに塩味と旨味が加わって、シンプルなサラダもご馳走になります。
カプレーゼ
カプレーゼも、チーズの代わりに、塩麹豆腐を使うと、ヘルシーです。
トマトとの相性もとても良いです♪
チーズケーキ
塩麹レシピ本
豆腐以外にも、野菜・肉・魚・卵など、塩麹につけると、美味しい。
柔らかい食感になって、旨味もアップして、かなり別物になります。
日持ちもして便利なので、色々試してみると楽しいです。
お気に入りレシピを見つけて、日々の生活に取り入れていきたいですね。